AMERICAN IDIOT / GREEN DAY |
2004.9リリース / Warner Bros. Records
01. American Idiot
02. Jesus of Suburbia
03. Holiday
04. Boulevard of Broken Dreams
05. Are We The Waiting
06. St. Jimmy
07. Give Me Novacaine
08. She's a Rebel
09. Extraordinary Girl
10. Letterbomb
11. Wake Me Up When September Ends
12. Homecoming
13. Whatsername
produced by
official site / warner music japan
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グリーン・ディとの出会い。おそらく、ほとんどのリスナーが彼らとの出会いのきっかけになったのではないかと思われるメジャー・レーベル第一弾アルバムとなった大傑作、『ドゥーキー』('94)だ。当時、メタリカ命の友達に「これ、格好良いから聴いてみな」と言われたのが運の尽き。当時、まだまだメタルを中心に聴いていたので、パンクという“ジャンル”にひっかかったが、どの曲も非常にポップでフックがあって良かった。とにかく、2〜3分の中で勝負!というスタンスなので、非常に聴きやすく猿のように聴きまくった。
期待に期待してリリースを待った、次のアルバム『インソムニアック』('95)も聴いたが、こっちはいまいちだった。あまりにも『ドゥーキー』('94)が、傑作すぎて一発屋的に捉えていた人が多かったように思える。このままAC/DCのように偉大なるワンパターンで進むのかなと思ったが、彼らは違っていた。
『ニムロッド』('97)ではクラッシュと比較している人も多かったが、このアルバムは結構良かったような気がする。日本では、右肩上がりの人気に反比例して、本国ではアルバムをリリースする事にセールスが低下。ボクのグリーン・ディをリアルタイムで聴いていたのはここまでであった。
しかし、今作『アメリカン・イディオット』では、政治的な歌詞を見え隠れさせてきた!あのポップで、おバカなグリーン・ディが!?お馬鹿のアメリカ人って、もう某大統領のことじゃないの。そういう、大人びた彼らもAKでは、ロックオペラさながらの大作にチャレンジ。ワイルドハーツの「スカイ・ベイビーズ」なんかと比べると、まだまだという気がするが悪くはない。U2の新譜でも言えたことだが、1stシングルになった@で勝負あったという感じ。にわかファンのボクでも久々に聴いてみようかなと思ったもの。ビルボードTOP200アルバムでは、初のNO.1を獲得。グラミー賞ではベストロックアルバムを受賞し、シングルCも何と、ビルボードシングルチャートTOP100でもNO.1を獲得。絶好調の彼ら、間もなく来日です。
<お薦め度>★★★☆
2005/2/28 |